国会議員には議員であることを証明する議員バッチがありますが、弁護士にもバッチがあります。弁護士になって登録をすると、日本弁護士連合会から受け取ることになります。バッチには正義と自由を表すひまわりがデザインされており、中央部には公平を表す天秤の図柄が描かれています。このバッチはもらえるわけではなく、日弁連から貸与されるものなのです。そのため弁護士の登録を抹消するときには返さなくてはならないのです。また金製のものと銀製のものと2種類あります。特にいぶし銀のものはベテランの証だと言われています。それは長年使っている間に金メッキのコーティングが剥がれてきて、いぶし銀になるからです。さらにベテランになると銀が黒色になってきます。
最近,弁護士を扱ったドラマが多いので,弁護士バッチを目にする機会が増えました。俳優さんのつけているバッチは,おそらく作り物だと思いますが,そもそもどのようなものなのでしょうか。バッチの正式名称は,弁護士記章といい,弁護士登録するときに日弁連より受け取ります。金色の正義と自由をあらわす「ひまわり」の花弁の中央に,銀色の公平や平等をあらわす「天秤」がデザインされています。一般的な会社の社章に比べると,かなり大きくて重みがあるので,大変目立つものです。そこで,裁判所に行くときや,警察署に接見に行くとき以外は,バッチをわざと裏側にしてつける人が多いです。純銀製と18金製のものがありますが,純銀製のものをつける人が圧倒的に多いようです。